ササニシキ
育 成 昭和38年 宮城古川農試
食 味 ★★★★
生産量 ※※※※
将来性 ☆☆


■NOTE
東北中南部の平坦地帯に適する中生種。平成元年産で20万haを超えるまで普及したが、対病性が劣り気象被害を受けやすいこと、不適地にまで拡大したこと等からポスト・ササニシキを目指す品種が台頭、作付は急減している。あっさりした食感で、コシヒカリと並ぶ良食味米と評価されていたが、粘りを好む消費嗜好に合わなくなりつつある。コシ系品種が急増してブレンド適性の問題も指摘される。耐倒伏性、いもち病抵抗性に弱い。


■栽培特性(育成地基準)      
熟 期 中性
耐冷性 やや弱
耐倒伏性 やや弱
穂いもち
葉いもち やや弱
 

■生産ベスト5

  1. 宮城
  2. 山形
  3. 秋田
  4. 岩手
  5. 福島 
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
 
あきたこまち
育 成 昭和59年 秋田農試
食 味 ★★★★
生産量 ※※※※※
将来性 ☆☆☆☆


■NOTE
東北、関東、東海、近畿、中四国、九州まで全国25県で栽培され、平成9年産で最大13万7千haを記録した。単品販売の必需アイテムに挙げられるほど消費者への知名度が高い。コシヒカリの血を受け継ぐ良食味と価格のバランス、ネーミングが消費者に支持されている。食味はコシ系で炊飯米の粘り、光沢とも良好。耐倒伏性は不十分で、白葉枯病抵抗性に弱い。問題は、面積拡大により余剰感が生じつつあることで、値崩れ現象も起こっている。特に主産地・秋田県は作付シェアが80%を超えて販売面が課題。


■栽培特性(育成地基準)      
熟 期 早生の晩
耐冷性
耐倒伏性
穂いもち
葉いもち
 

■生産ベスト5

  1. 秋田
  2. 岩手
  3. 山形
  4. 長野
  5. 愛媛 
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
 
ひとめぼれ
育 成 平成3年 宮城古川農試
食 味 ★★★★
生産量 ※※※※※
将来性 ☆☆☆☆☆


■NOTE
岩手県南部、秋田県南部より南のササニシキ地帯中心に適する中生種。ポスト・ササニシキとして平成3年に登場してからわずか3年で、あきたこまちの作付規模を抜き、コシヒカリに次ぐ第2位の銘柄にまで成長。採用県も東北、関東、東海、近畿、中国、九州、沖縄まで広範囲にわたり平成10年産で13万3千haまで拡大した。味、香り、粘りともササニシキを上回り、コシヒカリ水準と評価されている。玄米はササニシキと同じで粒大がやや大きく、粒張り、光沢とも良い。腹白、乳白、心白粒がササニシキより少ない。耐倒伏性が強く、ササニシキより多収。


■栽培特性(育成地基準)      
熟 期 中生の晩
耐冷性 極強
耐倒伏性
穂いもち 中〜やや弱
葉いもち 中〜やや弱
 

■生産ベスト5

  1. 宮城
  2. 岩手
  3. 福島
  4. 山形
  5. 栃木 
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
 
こしひかり
育 成 昭和31年 福井農試
食 味 ★★★★★
生産量 ※※※※※
将来性 ☆☆☆☆☆


■NOTE
北陸及び関東以西の平坦地、西南暖地の早期栽培に適する極良食味の品種。全国43 都道府県で栽培されている。生産調整の絡みで作付面積は横ばいないし減少傾向を示 すものの、うるち米作付シェアでは平成10年産ベースで34%に達するなど年々その比率が高まっている。良質・良食味に加え、気温に対する適応性が高く、地域によ る生育差が少ないことが普及要因に挙げられる。耐倒伏性と、いもち病低個性に弱い のが欠点。一般的に同一産地の品種との比較ならばコシヒカリは常に上位の食味と評 価される。


■栽培特性(育成地基準)      
熟 期 中性
耐冷性 -
耐倒伏性 極弱
穂いもち
葉いもち
 

■生産ベスト5

  1. 新潟
  2. 茨城
  3. 栃木
  4. 福島
  5. 千葉