安全安心の取組

ヤマタネでは、「安全安心」なお米をお客様のもとへお届けするため、原料玄米の仕入から商品の出荷まで、徹底した品質管理・生産体制を整えております。

1.仕入

原料玄米に関しては、長年取引実績のある仕入先を中心にして農産物検査を受けたお米のみを調達しております。
仕入担当者は田植期~収穫期に随時産地へ訪問し圃場(田んぼ)確認や栽培担当者との意見交換を行い品質状況を常に確認し、ヤマタネでの生産実績や品質確認状況を産地側へフィードバックしお互いの品質向上に取り組んでおります。
加えて、自社工場原料として使用する原料玄米につきましては、自主検査を行い、安全安心が確認できた原料のみ使用しております。

2.品質管理

品質管理体制としては、原料玄米の入荷時にサンプル検体を採取し、農産物検査法の基準と弊社の基準に照らし合わせて検査を実施しています。
精米時に精米ラインサンプルの確認、製品包装時には製品サンプルの分析検査を実施し、設定した社内品質管理規定に従って徹底的な管理を行っています。
取り扱った原料については、「水分、白度、食味値」等のデータを記録保管、製品サンプルを2ヶ月間保管し、商品に対するお客様からのお問い合わせに対応する体制を構築しております。
原料玄米の確認においては、DNAや残留農薬を外部検査機関等に依頼し、鑑定しております。
お米は産地、品種、年産でも食味の違いがあるため、炊飯テストを実施し、炊き上がり具合、香り、食味等の評価も行っております。
また、より確かな品質管理体制を整えるため、自社内の規程だけでなく第三者機関の認証も取得しており、ISO9001に加えて、2014年2月にはGFSI承認規格のSQF認証を取得しました。

3.生産

[荷受工程~玄米精選工程(原料玄米)]
[精米工程~精米精選工程]
[計量包装工程]

無洗米加工工程

  • 無洗米はこうして作られる

SQFの認証取得

自社だけで安全と品質の判断をするのでは無く、第三者の外部機関から認証を継続的に受けることにより、一層の安全性と品質を確保出来る、という目的から認証取得へ取組はじめました。
また生産オペレーションのシステム化を図ることで作業効率の上昇、認証取得により生産スタッフの意識向上にも繋がると考えています。
2012年8月に社内でSQFチームを結成し、打合せ・検証を続けてSQFプログラムを構築してまいりました。
そして、新設の印西精米センターにおいても2022年6月にGFSI承認規格のSQF認証を取得いたしました。

SQFとは?

SQFとは、Safe(安全)Quality(高品質)Food(食品)の略称で、GFSI(世界中の小売業やメーカー、フードサービス業等から食品安全専門家たちが集まり、協働して食の安全に取り込む組織)が承認する食品の安全と品質を確保するための国際認証規格です。SQF規格は、フードサプライチェーン全体を通して食品の安全と品質を確かなものにするために開発された規格で、安全性を確保するツールであるHACCPと品質マネジメントシステムであるISO9001の要素を組み合わせたシステムです。
人の健康に影響を及ぼす「安全危害」と、製品の品質を損なう「品質危害」について、全ての生産工程で危害分析を行い、「CCP(安全重要ポイント)」と「CQP(品質重要ポイント)」を設定して管理します。
また、SQFシステムでは昨今食品業界で求められている「フードディフェンス」にも対応しています。
弊社では、今までより更に一歩踏み込んだ「安全・安心・高品質」なお米を消費者の皆様へお届けいたします。

SQF

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