航空フォワーディング

ヤマタネの航空輸送は、世界各都市を結び、精密機械・医療機器・報道機材などの輸出サービス、
生鮮食品・酒類・生花などの輸入サービスと多岐にわたります。
どのような貨物にも最適な輸送機材・輸送ルートを選定し、
個々の貨物特性に合わせたハイクオリティ・ハイスピードなサービスを提供しています。
危険物・温度管理品輸送に関する経験も豊富です。
当社は、長年の豊富な経験をもとにお客様のご要望にお応えできる体制を整えてまいりました。
IATA公認貨物代理店として、お客様に「安心」を提供し、
信頼と満足を得られる迅速、安全、確実な物流サービスを今後とも構築してまいります。

事例集

イスラエルより生きた樹木の一貫輸送

長年の歳月をかけて栽培された特殊な形状のプラタナス(すずかけの木)をイスラエルの著名な園芸家より航空輸入することとなった。

2005年に開催された愛知万博「愛・地球博」に出展予定であったが、 かなり特殊で貴重な樹木であったため、生きたままの輸送にはどの業者も難色を示し、諦めかけていたところ、特殊な輸送技術を持った当社に声がかかった。

イスラエル側で、園芸家より集荷し、特殊なコンテナを製作、その中に設置。根の部分は枯れないように水分を含んだ特殊な素材で梱包し、コンテナ内部で動いて折れないように固定し梱包完了。日本へ向け輸送。

成田到着。生きたまま輸送されてきたため、十分な水分の補給を数日間行い、その後根に付着している土等を洗浄および付着物(虫等)の検査を経て、 植物検疫・輸入通関。輸入申告許可後、愛知万博会場まで運搬し、納入。 その樹木は現在も愛・地球博記念公園にシンボルとして展示中である。

イスラエルより生きた樹木の一貫輸送

エベレスト登頂資材輸送

三浦雄一郎氏、最高齢でのエベレスト登頂の挑戦に先立ち、登山用品のヒマラヤまでの輸送の依頼を受ける。
登山に適した季節は限られており、スケジュールに細心の注意を払う必要がある。航空機への搭載を確実にするため、また、現地での通関をスムーズに終了させるため、貨物内容および、書類を入念にウェックトレックの貫田氏とチェックする。仕様・スペックがわからないものはメーカーに問い合わせ、航空機への搭載可否を徹底的に調査する。問題がなければ、貨物の集荷手配をし、成田空港倉庫へ搬入する。
入庫後、書類と相違ないか再度貨物と照らし合わせチェックする。また、輸送に耐えうる梱包であるかを確認し、そのまま輸送するには問題のある貨物は再梱包をする。最終段階として、登山スケジュールに合う航空会社を選択し、搭載に向け輸出通関手配およびAir Waybillの発行を行う。Air Waybillは現地側輸入通関で必要になるため、速やかに現地側および依頼者に転送。
爆発物検査を経て航空機に搭載される。
カトマンズ空港において輸入通関後、貨物は引き取りに来たスタッフに引き渡される。

エベレスト登頂資材輸送